神奈川県厚木市に、リサイクルや遺品整理・家屋解体などを行う企業があります。有限会社「M&M リサイクルショップバイママ」。代表の西田正道さんは、ひいお爺さんの代からみんなクリスチャンという、筋金入りのクリスチャンホームで育ちました。今回は、事業主として、そしてクリスチャン4世として生きる西田さんの働きにフィーチャーします。

Ⅰ 特別なバックボーンと、
「働き」への思い

リサイクルショップ バイママ代表 西田正道さん

「私の人生は物心ついた時から、神様と共にありました。
曽祖父の西田新蔵は京都の丹波地域の出身だったのですが、北海道に移住し、北一合資会社名寄木工場を創業したり、塩狩峠以北の開拓伝道のため天塩基督教会、現在の日本キリスト教団名寄教会を建てたりと、神様に大きく用いられた人だったみたいです。

そんな家族の中で育ったので、私自身神様のために働きたいと思うのは自然なことだったと思います。」

祖父の進さんや、叔父の晃さんも牧師として働かれており、「献身」というものがとても身近にある環境。中学・高校と成長し、自身の人生を考える時期が近づくほど、西田さんの中にあるその思いはさらに強くなっていきました。

しかしながら、西田さんの人生は「the 献身者」という方向には転がっていきませんでした。

「高校を卒業したあと、フランチャイズの飲食店で働きました。店長として30歳まで勤めましたね。そこで経営とかマネジメントとかを、実践で学びました。

飲食店ですから、社員もいればアルバイトもいる。若い学生もいれば、自分より年上の人もいる。考え方も文化も違う人間が、一つの場所で一つの目的のために働く、そしてそれをまとめていくというのが、どれほど大変なことなのか……。本当に難しい、でも大切なことを学ばせていただけたと思います。」

北海道で会社を創業した曽祖父、牧師として全国の教会を牧した祖父や叔父……。そして西田さん自身も、図らずも、同じく「人をまとめ・活かす」という働きに導かれていきました。

Ⅱ 不況からの転機

「30歳のころ、転機が与えられました。飲食業に勤めるかたわら音楽活動も行っていた私は、店長の経験と音楽の経験を生かして、楽器屋として独立することにしたんです。ですが当時はリーマンショックの影響も大きく、楽器屋経営だけではなかなか大変な状況でした。そこで、新たな事業として楽器の下取りやリサイクル業を始めることにしたんです。それが、バイママの前身でした。」

20代での店長としての経験や経営の知識、そしてずっと続けてきた音楽活動。西田さんのこれまで積み上げてきたものが、神様の手によってしっかりと組み合わされ、形が作られた瞬間でした。

飲食業からリサイクル業……。一見、突拍子もない転身に見えますが、西田さんにとっては「神様」という大きな軸でひと繋がりにされた、筋の通った道でした。

「有為転変とか、一栄一落とか、人生の変化を表す言葉はたくさんありますよね。

でも私たちクリスチャンは単に、『人生っていろんなことがあるよね』だけでは終わらない。『人生っていろんなことがあるよね。そして神様はそのいろんなことを通して、僕の人生で偉大な計画を成し遂げてくれるよね』って言えるんです。

私の今の働きは、これまでの人生の集約だし、これから未来の働きは、過去と今の働きの合わせた、もっともっと大きな働きになるはずです。」

西田さんがこう語るのは、自身の経験からだけではありません。実は、数年前のある出会いが、西田さんの考え方に大きな影響を与えていました。

Ⅲ 『あいしん』、
「彼女」が教えてくれたこと

「リサイクル業に携わるなかで、ご高齢の方が洗濯機や冷蔵庫、大型家具などを片づけることができず悩まれている現状を知るようになりました。

その方々のためにお役に立てることは何かないか……と考えていた時、友人のお母さんから、とあるお誘いがあったんです。」

当時、ご友人のお母さんが働いていた訪問介護事業所に、30代でがんにかかってしまい事業所を解雇されてしまった女性がおられました。ご友人のお母さんは、その女性と訪問介護事業所を作りたい、そしてそのメンバーに加わって欲しい、といってこられました。

訪問介護事業所をやるには、所属スタッフが最低3人必要だったからです。

「その女性はがん治療の激しい痛みに耐えながらも、常に自分以外の人の痛み、喜びを感じていました……深い感銘を受けました。短い残りの人生を、他の人のために使い切るなんて、こんなに深い愛はありません。そしてその愛の力を、バイママのリサイクル部門のすべてのスタッフが見ていました。」

彼女は若かったこともあり、余命6年と言われていたところを、たった2年で天に召されてしまったそうです。

しかし、彼女が残してくれた人脈、お客様とのつながり、そして愛は、彼女を見ていたすべてのスタッフの心に受け継がれている、と西田さんは語ります。

「普通なら、リサイクル事業に従事している私たちが、介護の現場を、その愛を目にする機会はありませんよね。

しかし私たちにはその稀有な機会が与えられ、『人生っていろんなことがあるよね。神様の計画は偉大だよね』と言える経験が与えられました。神様の愛は、彼女を通してバイママのスタッフに伝わり、そして今、その愛はスタッフからお客様に伝えられています。」

▼ 「彼女」を歌ったオリジナル曲『あいしん』

「徹底的に『愛』を前面に押し出し、自分以外の人の笑顔を作ることが、自分の笑顔につながる」をモットーにし、人と神様が喜ぶ接客の世界チャンピオンを育てる会社として立つ。西田さんとバイママの目標です。

それは決して荒唐無稽な目標ではなく、「愛」をそばで感じ、経験をしたスタッフで構成しているからこそ言える目標なのです。

「実は、残置物撤去・家屋解体などの業界は職人さんの世界観が強く、お客様の心に寄り添った接客がなかなか難しい業界です。

そんな業界の中でも、愛と真心を込めたサービスをお届けできるのは、私たちが信仰と希望と愛を基に働いているから。

ご依頼をいただいたお客様に『もう一度依頼したい』と言っていただけるよう、これからもお客様に寄り添い続けていきます。」

●写真付きで丁寧に!明朗な見積もりで料金を見える化

産業廃棄物処理業では、家屋単位や立米といった単位での見積もりになることが一般的です。しかし業界特有の商慣習なので、お客様にとってはわかりにくく感じられることもしばしば。もっと明確な見積もりができれば価格感もよくわかり、ご自身で作業した分減額する、といった選択肢も出てきます。バイママでは、ご不用品をきちんと一品一品チェックすることで、明朗なお見積もりをご用意。お客様ご自身で撤去することができるものがあれば、その分きちんとお値引きいたします。

●リサイクル品はしっかり活用。お客様へキャッシュバック

撤去回収させていただいた物の中には、まだ使えるものも多くあります。そういったものは様々なECサイトで販売し、お客様に売り上げの10%をお戻しさせていただいております。

また、特にクリスチャンのお客様を対象とし、お客様のご了解をいただいた上で、売り上げの一部を教会に献金するといった活動もしております。

●保障体制やサポートも万全!

細心の注意を払っての対応を心がけておりますが、万が一、搬出の際などに建物を破損した場合でも、保険加入致しておりますのでしっかり保障いたします。安心しておまかせください。

また、不用品の捨て方やお持ち込み先・特殊な物品の捨て方から、お客様ご自身での不用品の減らし方といったライフハックまで、無料でご相談をお受けいたします。

■YouTube

バイママってどんな仕事をしてるの?実際の業務の内容をお届けします!中でも、高圧洗浄機でのお掃除動画はスッキリ爽快間違いなし!必見です♪

チャンネル登録はこちら

▼ おうち一軒丸ごと大掃除&お引越し!

「愛と真心に溢れた誠意ある仕事を第一に」

有限会社M&M リサイクルショップバイママ事業部
〒243-0801 神奈川県厚木市上依知946-5
TEL:046-281-8822
FAX:046-281-8767
E-mail:buymama@mm-web.jp

公式WEBサイトはこちら

エリア

ジャンル

フリーワード

PAGE TOP