カンバーランド長老キリスト教会 = CPC

住所MAP〒242-0006
神奈川県 大和市 南林間2-14-21
ジャンル教団
TEL/FAX046-274-1371
創立1950年
特色カンバーランド長老教会は、信条と教会政治において、伝統的な長老教会の特質を継承しているが、中庸の神学を受け入れているという意味において、特徴のある教義を持っている。中庸の神学というのは、人間の救いの教義において、カルヴァン主義でもアルミニウス主義でもなく中間の立場を取るということである。具体的には、教会設立時に、次の四点において、カルヴァン主義の色彩の強いウエストミンスター信仰告白を改訂した。 (1)永遠の遺棄はない。 (2)キリストはある一部の人のためにではなく全人類のために死なれたのである。 (3)幼くして死んだものは皆、キリストにより、また御霊の聖めによって救われている。 (4)神の御霊は、キリストの成し遂げた贖罪の及ぶ範囲、すなわち全世界において働いている。それゆえ、あらゆる人に弁解の余地はない。
カンバーランド長老教会の起源は、19世紀初頭に米国ケンタッキーとテネシー両州(この地域は「カンバーランド地方」と呼ばれていた)に起こった信仰復興運動(リバイバル)にある。この運動によって多くの人びとが教会に来るようになったが、教育のある教職者の不足が深刻な問題となった。その時、長老教会カンバーランド中会の人々は、聖書の知識を十分に有し正しく説教する能力を持つ者であれば、長老教会によって定められている高等教育を修了していない者でも教会が教職者として任命することを認めた。しかし、このことは保守的な人々による厳しい非難を受けることになった。その結果、1810年に長老教会から独立してこの教会が設立された。教会は、伝道に対して非常に熱心で、急速に成長し、1900年には20万の会員をもつまでになった。1906年、アメリカ合衆国長老教会との間で、再合同の話し合いがなされ、3分の2の教会が合同に参加したが、3分の1の教会は反対し、今日に至っている。日本伝道は1877(明治10)年J.B.ヘール、A.D.ヘールの兄弟が開始し、以後、大阪、和歌山、三重を中心に活発な伝道を行った。米国のミッションが長老派協力ミッションに加入したのに伴い、諸教会は89年日本基督一致教会と合同し、独自の宣教活動を中断した。アジア・太平洋戦争終了後の1946(昭和21)年秋、鷲沢与四二が提唱した聖書研究会の参会者は、教会設立運動を起こし、48年日本基督教団牧師吉崎忠雄を招聘し高座教会を設立した。50年カンバーランド長老教会の従軍牧師C.C.クレメンスとの出会いを契機に日本基督教団を離れ、同教会に加入した。77年には、日本中会を設立し、以来、米国テネシー州メンフィスに本部を置き、香港、コロンビアなどにも中会をもつカンバーランド長老教会の一員として伝道を続けている。
代表者・スタッフなど松本 雅弘(日本中会議長)
白井 孝喜
WEBサイトhttp://www.cumberland.jp/

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